
💡 AI活用の真実
同じAIなのに
同じAIなのに
「使える人」と「使えない人」の差は
“質問力”だった
聞き方を変えるだけで、回答の質が180度変わる
❌ 下手な質問
「ブログ記事書いて」
→
✅ 上手い質問
具体的な指示を含む質問
📋 目次
😱私の質問、下手すぎ問題
正直に告白します。
AI使い始めた頃の私、質問が下手すぎました。
「ブログ記事書いて」
「いい感じにして」
「もっと面白く」
こんな質問ばっかり。
結果どうなったか?
AIから返ってくるのは「それっぽいけど使えない文章」ばかり。
「AIって思ったほど使えないな…」
「やっぱり自分で書いた方が早い…」
そう思ってた時期、ありました。
「やっぱり自分で書いた方が早い…」
そう思ってた時期、ありました。
でも違ったんです。
AIが使えないんじゃない。
私の「聞き方」が下手だっただけ。
10倍
質問を変えた後の
回答の質の向上度
回答の質の向上度
73%
「AIは使えない」と思う人のうち
質問が曖昧な人の割合
質問が曖昧な人の割合
5秒
質問を改善するのに
かかる追加時間
かかる追加時間
🔄ビフォーアフター10連発
百聞は一見にしかず。
同じ目的でも、聞き方でこれだけ変わるという例を10個見せます。
① ブログ記事を書いてもらう
❌ Before
ブログ記事書いて
→ AIの反応
「どんなテーマの記事を書きましょうか?」と聞き返される。または、とりあえず適当な一般論を書かれる。
✅ After
【役割】あなたはSEOに強いWebライターです
【目的】30代会社員向けに「AI副業」についてブログ記事を書く
【条件】2000文字、見出し5つ、具体例を3つ含む
【トーン】友達に話すようなカジュアルな口調
【目的】30代会社員向けに「AI副業」についてブログ記事を書く
【条件】2000文字、見出し5つ、具体例を3つ含む
【トーン】友達に話すようなカジュアルな口調
→ AIの反応
ターゲット・目的・条件が明確なので、すぐに使える記事が出てくる
② メールの返信を作ってもらう
❌ Before
このメールに返信して
[メール本文を貼り付け]
[メール本文を貼り付け]
→ AIの反応
無難だけど当たり障りのない返信。自分の意図が反映されない。
✅ After
以下のメールに返信を作成してください
【状況】先方からの値引き要求
【私の立場】できれば断りたいが、関係は維持したい
【トーン】丁寧だが毅然と
【含めたい内容】代替案として納期短縮を提案
[メール本文]
【状況】先方からの値引き要求
【私の立場】できれば断りたいが、関係は維持したい
【トーン】丁寧だが毅然と
【含めたい内容】代替案として納期短縮を提案
[メール本文]
→ AIの反応
意図通りの、絶妙なバランスの返信が出てくる
③ コードのエラーを直してもらう
❌ Before
このコード動かないんだけど
[コードを貼り付け]
[コードを貼り付け]
→ AIの反応
コード全体を書き直されて、どこが問題だったか分からない
✅ After
【環境】Python 3.11、VSCode
【やりたいこと】CSVを読み込んでグラフ表示
【エラー】「FileNotFoundError」が出る
【試したこと】ファイルパスは確認済み
[コードとエラーメッセージ]
【やりたいこと】CSVを読み込んでグラフ表示
【エラー】「FileNotFoundError」が出る
【試したこと】ファイルパスは確認済み
[コードとエラーメッセージ]
→ AIの反応
ピンポイントで原因を特定し、修正箇所だけ教えてくれる
④ アイデアを出してもらう
❌ Before
新商品のアイデアちょうだい
→ AIの反応
一般的すぎるアイデアが出てくる。「健康食品」「時短グッズ」など。
✅ After
【業種】文房具メーカー
【ターゲット】在宅ワーカー(30-40代)
【課題】デスク周りの整理整頓に悩んでいる
【予算帯】1,000-3,000円
【制約】製造は国内工場のみ
この条件で新商品アイデアを5つ、それぞれの売りポイントと一緒に提案して
【ターゲット】在宅ワーカー(30-40代)
【課題】デスク周りの整理整頓に悩んでいる
【予算帯】1,000-3,000円
【制約】製造は国内工場のみ
この条件で新商品アイデアを5つ、それぞれの売りポイントと一緒に提案して
→ AIの反応
制約を踏まえた、実現可能で具体的なアイデアが出てくる
⑤ 文章を添削してもらう
❌ Before
この文章、直して
[文章を貼り付け]
[文章を貼り付け]
→ AIの反応
勝手に文体を変えられる。別物になって返ってくる。
✅ After
以下の文章を添削してください
【添削の観点】
・誤字脱字のチェック
・論理の飛躍がないか
・冗長な表現の削除
【変えないでほしい点】
・カジュアルな口調はそのまま
・絵文字の使用もOK
[文章]
【添削の観点】
・誤字脱字のチェック
・論理の飛躍がないか
・冗長な表現の削除
【変えないでほしい点】
・カジュアルな口調はそのまま
・絵文字の使用もOK
[文章]
→ AIの反応
元の雰囲気を保ったまま、的確に改善される
気づきましたか?
良い質問には共通点があります。「役割」「目的」「条件」「出力形式」が明確なんです。
良い質問には共通点があります。「役割」「目的」「条件」「出力形式」が明確なんです。
📐質問の黄金フレームワーク「TROCS」
質問を組み立てるとき、この5つを意識すれば
誰でも「使える質問」が作れます。
🏆 TROCS フレームワーク
T
Task(タスク)
何をしてほしいか
「〜を書いて」「〜を教えて」
「〜を書いて」「〜を教えて」
R
Role(役割)
AIに演じてほしい役割
「あなたは〇〇の専門家」
「あなたは〇〇の専門家」
O
Output(出力形式)
どんな形で出力してほしいか
「箇条書きで」「表形式で」
「箇条書きで」「表形式で」
C
Context(文脈)
背景情報・状況説明
「〇〇という状況で」
「〇〇という状況で」
S
Spec(仕様・条件)
制約条件・詳細指定
「1000文字以内で」「初心者向けに」
「1000文字以内で」「初心者向けに」
全部を毎回使う必要はありません。
最低でも「T(タスク)」と「S(仕様)」があれば、かなりマシになります。
🛠️【無料ツール】質問パワーアップ変換器
「具体的にどう直せばいいか分からない」
そんな人のために、質問を自動で改善するツールを作りました。
🚀 Question Power-Up
あなたの質問を「使える質問」に変換
❌ Before(元の質問)
⬇️
✅ After(パワーアップ後)
🚫絶対使っちゃダメ!NGワード7選
これらの言葉を使うと、AIの回答がほぼ確実にイマイチになります。
🚨 AI質問のNGワード
「いい感じに」
→ 何が「いい」か分からない
✅ 代わりに:
「〇〇な雰囲気で」「〇〇を重視して」
「適当に」
→ 本当に適当にされる
✅ 代わりに:
具体的な数や条件を指定
「面白く」
→ 面白いの定義が曖昧
✅ 代わりに:
「ユーモアを入れて」「意外性のある」
「もっと」
→ どの程度か不明
✅ 代わりに:
「2倍の長さで」「具体例を3つ追加」
「普通に」
→ 普通の基準が人それぞれ
✅ 代わりに:
「ビジネスメールの標準形式で」
「なんか違う」
→ 何が違うか伝わらない
✅ 代わりに:
「〇〇の部分を△△に変えて」
「分かりやすく」
→ 誰にとって?が不明
✅ 代わりに:
「小学生でも分かるように」「専門用語なしで」
📚シーン別・神質問テンプレート集
今日からコピペで使えるテンプレートを用意しました。
[ ]の部分を自分用に書き換えるだけでOK。
🎯 コピペで使える質問テンプレート
ライティング
ブログ記事を書く
❌ ダメな例
「ブログ記事書いて」
✅ 良い例
あなたは[分野]に詳しいブロガーです。[ターゲット]向けに「[タイトル/テーマ]」についてブログ記事を書いてください。文字数は[X]文字程度、見出しは[Y]個、[カジュアル/フォーマル]な口調でお願いします。
ビジネス
[メール本文]
メール返信を作成
❌ ダメな例
「このメールに返信して」
✅ 良い例
以下のメールに返信を作成してください。【状況】[どんな状況か]【私の意向】[承諾/断り/検討]【トーン】[丁寧/カジュアル]【含めたい内容】[具体的に][メール本文]
コーディング
【やりたいこと】[目的]
【エラー内容】[エラーメッセージ]
【試したこと】[既に試した対処]
[コード]
エラーを解決する
❌ ダメな例
「このコード動かない」
✅ 良い例
【環境】[言語/バージョン/OS]【やりたいこと】[目的]
【エラー内容】[エラーメッセージ]
【試したこと】[既に試した対処]
[コード]
アイデア出し
【ターゲット】[誰向けか]
【制約】[予算/期間/リソース]
【避けたいこと】[NG条件]
[X]個のアイデアを、それぞれの特徴と一緒に提案してください
企画・アイデアを出す
❌ ダメな例
「アイデアちょうだい」
✅ 良い例
【テーマ】[何についてのアイデアか]【ターゲット】[誰向けか]
【制約】[予算/期間/リソース]
【避けたいこと】[NG条件]
[X]個のアイデアを、それぞれの特徴と一緒に提案してください
リサーチ
【知りたいこと】[具体的な疑問点]
【私の知識レベル】[初心者/中級者/専門家]
【出力形式】[箇条書き/表/段落]
【文字数目安】[X]文字程度
情報を調べる
❌ ダメな例
「〇〇について教えて」
✅ 良い例
[トピック]について、以下の観点で整理してください。【知りたいこと】[具体的な疑問点]
【私の知識レベル】[初心者/中級者/専門家]
【出力形式】[箇条書き/表/段落]
【文字数目安】[X]文字程度
添削・校正
【チェック観点】[誤字脱字/論理/冗長表現]
【変えないで】[口調/絵文字の有無]
【出力形式】修正箇所に[修正]マークをつけて
[文章]
文章を添削する
❌ ダメな例
「この文章、直して」
✅ 良い例
以下の文章を添削してください。【チェック観点】[誤字脱字/論理/冗長表現]
【変えないで】[口調/絵文字の有無]
【出力形式】修正箇所に[修正]マークをつけて
[文章]
💡 カードをクリックするとテンプレートがコピーされます
🎯質問力診断クイズ
あなたの質問力をチェック!
どちらの質問がより良い回答を引き出せるか、選んでみてください。
🧠 質問力診断
5問であなたの質問力を診断
📝まとめ:今日から使える質問チェックリスト
最後に、AIに質問する前に確認すべきことをチェックリストにまとめました。
✅ AI質問チェックリスト
☐
タスクは明確か?「〜を作って」「〜を教えて」など、何をしてほしいか一言で言えるか
☐
役割を指定したか?「あなたは〇〇の専門家です」と伝えているか
☐
出力形式を指定したか?箇条書き、表、〇〇文字など、欲しい形を伝えているか
☐
背景情報を伝えたか?なぜ必要か、どんな状況かの説明があるか
☐
NGワードを使っていないか?「いい感じに」「適当に」などの曖昧な表現を避けているか
☐
具体的な数字があるか?「3つ」「1000文字」など、数値で指定しているか
今日から実践!
1. まずは「TROCSフレームワーク」のTとSだけ意識する
2. NGワードを1つずつ減らしていく
3. テンプレートを保存して、カスタマイズして使う
1. まずは「TROCSフレームワーク」のTとSだけ意識する
2. NGワードを1つずつ減らしていく
3. テンプレートを保存して、カスタマイズして使う
質問力は筋トレと同じ。
最初は意識しないとできないけど、
続けていくうちに自然と「良い質問」ができるようになります。
AIは道具。
道具の使い方が上手い人が、結果を出す。
あなたも今日から「質問上手」になりましょう!
🚀 AIをもっと使いこなしたいあなたへ
このブログでは、AI活用の「リアル」を毎日発信中。
失敗談も成功事例も、全部本音でシェアします。
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